2005年 03月 01日
上林順一郎牧師の紹介 |
早稲田教会牧師の上林順一郎です。牧師紹介のコーナー」へようこそ。写真でお見かけのとおり、すでに60歳をかなり越えており、世の中ではすでに「高齢者」に属し、勤めを退職して「毎日が日曜日」の世代に入っています。おっと、牧師にとって日曜日は唯一(?)の「仕事日」ですから、「毎日が日曜日」ということは「毎日が仕事日」ということになりますかね。それはともかく、現在は早稲田教会の牧師です。
私は1940年(昭和15年)に大阪で生まれました。太平洋戦争が激しくなり、空襲を避けるために兵庫県の伊丹市に移り、そこで終戦を迎えました。5歳のときでした。当時の生活は貧しいものでしたが、豊かな自然と多くの友人に囲まれて元気で楽しい少年時代をすごしました。
中学校2年の時にすでにクリスチャンであった姉に誘われて、近くの教会(伊丹教会)に通うようになり、高校1年生のときに洗礼を受け、クリスチャンに
なり、今日に至っています。中学、高校時代は卓球や陸上競技(短距離)をやっていましたが、いまは特別なスポーツをすることもなく、ただ健康のために毎朝ウォーキングを続けています。場所柄、新宿の繁華街や商店街を歩くことが多いのですが、東京の「路地裏探検」と称してあちらこちらの路地、裏道に入り込んで楽しんでいますが、口の悪い友人は「夜の散歩」(?)のための下見だろうと言っています。
早稲田教会には1968年に来ました。それから数えてすでに37年になります。この間、時代は変わり、生活も大きく変化しましたが、「大切なもの」は変わっていないと思いますし、また変わってはならないと考えます。その「大切なもの」とは、人によって違うかと思いますが、私は人間として一番大切なものは「自分を大切にするこころ」、そして「他人をもっと大切にするこころ」と考えています。愛とか真実とか平和という言葉に置き換えてもよいかと思いますが、そうしたものがいま失われつつあるのではないかと、心配しています。
多くの人はキリスト教や聖書の話は難しくて、とっつきにくいと言いますが、そんなことはありません。キリスト教や聖書の教えはどなたでも理解できるものです。教会はそのための働きをしているところです。キリスト教や聖書に関心があり、一度聖書を読んでみたいと思われる方は、遠慮なく教会をお尋ねください。どの教会も心から歓迎してくれます。もちろん、私たち早稲田教会もそうです。
私たちの教会は、自由で明るい雰囲気の伝統を持っています。牧師たちとも気軽にお話できますので、ぜひ一度お出かけください。お待ちしています。
なお、ご参考までに私の書きました本を紹介いたします。
「なろうとして、なれない時」(現代社会思想社)
「こころに残るE話」(日本基督教団出版局・共著)
「引き算で生きてみませんか」(日本YMCA同盟出版部)
「結婚するあなたへ」(日本基督教団出版局・共著)
「イースターの本」(キリスト教視聴覚センター・共著)
「クリスマスの本」(キリスト教視聴覚センター・共著)など。
上林順一郎略歴
1940年 大阪に生まれる
1950年 伊丹市立伊丹小学校卒業
1954年 伊丹市立南中学校卒業
1956年 兵庫県伊丹教会で佐藤健男牧師から洗礼を受ける
1957年 兵庫県立伊丹高校卒業
1965年 同志社大学神学部大学院卒業
1965年 日本キリスト教団早稲田教会伝道師に就任
1967年 日本キリスト教団浪花教会伝道師
1969年 日本キリスト教団早稲田教会主任牧師に就任
現在に至る。
早稲田教会牧師 上林順一郎(かんばやし じゅんいちろう)
1940年10月17日生まれ
メールアドレス:jkanba@waseda-ch.com
直通電話 :03-3209-8366
by wasedachurch
| 2005-03-01 00:04
| この人が牧師